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(4) 母親インタビュー付 動画盛りだくさんプロフィール for braidal

念願の結婚式。
いっせいに親戚同士が集まり、血のつながりや家族の輪がいっきに広がる重要なセレモニー。
しかし式当日、家族の中に急に体調が悪くなったり、入院中のおじいちゃん、おばあちゃんなど、いろんな事情でやむを得ず参加できない場合があります。

ハレ着、ハレの舞台、晴れ姿という言葉があるように、昔から自然を神化する自然信仰を重んずる日本では、特別な状態、公的なめでたい状態をハレといって大事にしてきました。普段は飲まなかったお酒も、このときばかりは神と共に飲むハレの重要な飲み物でした。儀礼的な意味においても、上座から下座まで同じ杯がまわされ人々の連帯感を強める重要な役割があったといいます。見知らぬ男女が出会い、結ばれたご縁を祝う宴は、その最たる儀式だったことでしょう。

それでなくても、親戚、家族が散らばる時代。ビデオの録画で後から見られるとはいえ、こんなハレの日だからこそ、当日、なんらかの方法で参加して頂きたいと思います。


我々の考えは、映像活用。
事前にインタビューするもよし、お祝いの言葉を預かるもよし。全国カメラマンがお近くのみなさまのところへお邪魔します。そして、大画面で親戚中が見守る中、おじいちゃん、おばあちゃんなど、式場に来られなかった人を相手方の家族に紹介してあげてください。

もし貴方が新郎新婦ではなく、親戚や親しいお友達なら、ぜひサプライズを仕掛けてください。新郎新婦を引き合わせたきっかけの当日来れないラーメン屋さんなど、インターネット環境が万全なら生放送も楽しいと思いませんか?

食事作法の起源にこうあります。
「人間は共食をする生き物である」
つまり分かち合うということ。

ちょっぴり血縁が希薄になった感がある現代、ぜひ、先人の教え、しきたりの通り、わかちあってほしいと思います。

ちなみに、ハレの日は、民俗学の研究で知られる柳田国男がハレ観(特別な日)、ケ観(一般の日)と表現しています。ハレの日には、カハリモノと称して珍しい食べ物を給付され、家族一同婦人小児までが参加することを楽しみにしていた。備えるとは行動食事、神や祖霊とともに全ての家族が相饗(あいきょう)することだった。今は珍しいものがなくなってしまい、よい風習がなくなってしまったのかもしれませんね。